2017/12/22 (金)
●日々
ちょっと時間ないのでアニメの感想ぐらいで。
【アニメ感想】
▼URAHARA
最終回。ミサちゃんがクリエイティブに目覚めて万事解決!とかでもなくみんなでアレコレやりながらエビフライ(エビフライではない)を倒しててなんか良かったです。別れのシーンが思ったよりあっさりしてたけど今時と言えば今時なのかなーと思う。原宿というか地球が大変な事になってるけど割と流す感じなのも。なんだかんだで割とちゃんとしてたアニメだったように思います。まあ「創作」がテーマでガチャポコなアニメ見せるわけにもいかんよね。作画も安定して良かったけど脚本も説教臭くなく創作ロジックについて共感できる感じでフツーに良いアニメだったのでは…?とも思うんですがもうちょっと「足りない」感じもするので今時のTVアニメってマスを狙いつつオンリーワンでなくてはならないから大変だと思った。それこそけもフレを狙って作れない由縁であるとぼんやり思った。まあなんか良い感じの佳作だと思います。クランチロール資本なのでビジュアル先行っぽいイメージあったけど手堅い作りで意外…。あとEDクレジットイラストまとめて見せてくれるの良かったです。「こういうの」なんだなというわかりがあった。
▼十二大戦
最終回。優勝者賞品である何でも願いが叶う権利について「一つだけ願いが叶うとしたら?」という思考実験を延々やるお話。マンガならネーム多すぎ!ってなるとこをちゃんとアニメにしてる感じで短篇として面白かったです。脚本が村井さだゆきなのですごい「キノの旅」みたいだけど。あんまり共感を得るタイプの原作ではないけどロジカルな思考をトレースする感じが面白いのかな?と素朴に思う。まー空っぽな自分に相対して絶望するキャラに共感できる人も居るのかもだけど。でもこのあたりって「センス」の移り変わりよって変わるけど実際は太宰や芥川も書いてた普遍的なテーマなんだよなー。時代に合わせてエキセントリックになってるけどこういうテーマは強い感じがします。ただまあTVアニメとしてみるとこれまでなんだったの?ってオチではあるけど。まーそれも芸風ですかね。面白かったけど作画クオリティの変動が激しすぎて別の意味でハラハラするアニメだった気もします。原作としては1クールアニメ向けだとは思うんだけど。やっぱアニメは全部見ないとわからんですね。当たり前か。あはは。 22:36
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